社員研修を面白い、楽しいと思わせる｜社員研修ドットコム

社員研修を面白い、楽しいと思わせる方法についてご説明します。同じ研修をするならば、少しでも面白いとか、楽しい研修にしたいと考えている経営者や人事部長は、必見の内容となっています。

社員研修を面白い、楽しいと思わせる

社員研修を実施するのであれば、面白い、楽しいと思ってもらったほうが、参加者のモチベーションが高まると思います。では、どうすれば面白い、楽しいと思ってもらえるのでしょうか？その方法について、7つの項目に分けて、詳しくご説明します。

主体的に参加できる環境を提供する

社員研修を面白い、楽しいと思うためには、参加メンバーが主体的に参加できる環境を提供することが重要です。従来の講義形式だけでなく、グループディスカッションやグループワーク、ロールプレイングなどの対話的な活動を取り入れましょう。

社員研修の参加メンバーが自分たちの意見やアイデアを出し合い、他のメンバーと協力して問題を解決する機会を提供することで、社員研修に対して、より関心を持ち、積極的に学びに取り組むことができます。

ゲームの要素を取り入れる

社員研修にゲームの要素を取り入れることは、参加メンバーのモチベーションを高め、楽しさをもたらす効果的な手法です。これにより、参加メンバーのモチベーションと関与度を高めることができます。

具体的には、ポイントやレベルアップ、ランキング、チーム競争などの要素を組み込んだ学習プログラムを作成しましょう。参加メンバーが目標を達成したり、成果を積み重ねることで報酬や認定を受ける仕組みを作り、学習の達成感と楽しさを提供します。

実践的なプロジェクトや課題の設定をする

社員研修では、理論的な知識を学ぶことが重要ですが、それに加えて実践的なスキルや能力の向上を目指すべきです。研修の一環として、実践的なプロジェクトや課題を設定しましょう。

参加メンバーが、実際の業務やシナリオに基づいて問題解決やタスク達成に取り組むことで、研修のための研修ではなくなり、学びの実践性が高まります。また、チームで協議したり、プレゼンすることにより、連携やコミュニケーション力も向上します。

過去の成功事例や失敗事例を引用する

成功事例や失敗事例の引用は、参加者の楽しみと興味を引くために、とても効果的です。講義やトレーニングの中に、できる限り、事例を取り入れて話すようにしましょう。

また、講師から事例を紹介するだけではなく、参加者メンバーからも過去の成功事例や失敗事例を発表させることで、研修内容を身近に感じることができて、研修の雰囲気を活気づけることができます。

写真などを使って視覚に訴える

研修の教材が文字だけだと、参加メンバーにとってはわかりにくく、退屈に感じてしまうことが多いです。それゆえ、写真などを取り入れて、できる限り、視覚に訴え、直感的に理解できるように工夫します。

また、次世代の研修では、仮想現実（VR）や拡張現実（AR）を活用したシミュレーションや体験を取り入れることで、研修の魅力を高める手法を開発していくことが求められるでしょう。

フィードバックと振り返りの機会の設ける

社員研修を面白い、楽しいと思ってもらうためには、振り返りとフィードバッグの機会を設けることが大切です。参加メンバーが疑問や意見を出しやすい環境を作り、質問や意見に的確に対応します。

講師と参加メンバー間だけでなく、参加メンバー同士の意見交換やディスカッションの場を設けることで、参加メンバー同士の交流と学びの深化を促すことができます。

予期せぬイベントを取り入れる

社員研修の参加メンバーの楽しさをさらに高めるためには、予期していなかったイベントを用意すると効果的です。たとえば、研修終了後にパーティーを開催して、そこに社長が登場するなどです。

参加メンバーが予期していなかったイベントを取り入れることで、参加メンバーの研修に対する印象が強まり、研修終了後もモチベーションが持続するはずです。次回の研修への興味が高まります。

まとめ

今回は、社員研修を面白い、楽しいと思わせるための対策についてご説明しました。社員研修の内容も時代に合わせて変化させていくことが大切です。ひと昔前のような、講師の言うことを黙って聞けという研修では、誰もついてきません。

できるだけ、参加メンバーが主体的に参加できるような内容で構成し、視覚に訴えるような教材を使って、直感的に理解できるように工夫することが大切です。参加メンバー同士の交流もできる限り取り入れます。

また、もう一つの要素としては、実務に直結した内容になるようにすること。そして、研修後に振り返りとフィードバックの機会を設けることで、研修は実務に役立つという実感を与えることが、本当の意味で、研修への面白さや楽しさにつながるはずです。