社員研修旅行の目的、持ち物、経費など|社員研修ドットコム

社員研修を旅行形式で泊りで行う場合、宿泊の宿やホテルはどうすればよい?バッグ、リュック、運動靴などの荷物は何が必要?旅費や経費については、どのように考えればよい?などご心配だと思います。これらの点についてご説明します。

社員研修旅行の目的、持ち物、経費など

社員研修旅行

社員研修旅行を行う場合の目的、持ち物、経費などについての留意点を、7項目に分けて詳しくご説明します。

社員研修旅行の目的を明確にする

社員研修旅行を実施する際には、なぜ旅行形式で行うのか?その目的を明確にすることが大切です。一般には、通常の環境では得られない、チームビルディングやコミュニケーション能力などを高めることが目的となります。

目的を明確化したら、その目的に応じた社員研修旅行のプログラムを作成します。具体的には、研修の日程、場所、研修内容、アクティビティ、参加者への事前連絡などを検討します。

社員研修旅行の宿やホテルはどうすればよいか

社員研修旅行では、宿やホテルの選定が重要です。研修活動に適した会議室や教室があり、必要な設備や機器(プロジェクターやスクリーン、ホワイトボードなど)が整っている、アクティビティのスペースがあることがポイントです。

できるだけ、参加者が集中して学びを深められる環境であるかを確認しましょう。具体的には、ビジネスホテル、カンファレンスセンター、リゾートホテルなどの中から予算に応じて選ぶとよいでしょう。

社員研修旅行ではアクティビティを重視する

社員研修旅行では、できる限りアクティビティを重視してプログラムを作成するようにします。ここで言うアクティビティとは、学びの中にも、遊びの要素を盛り込むという意味です。環境を変えるからこそ効果のある手法です。

わかりやすい例をあげると、宝探しゲームがあります。これは広いフィールドの中に宝を隠しておいて、地図やヒントを手掛かりに、チームごとにメンバーが協力して探し出すというものです。チームビルディングが養われます。

社員研修旅行では安全管理を徹底する

安全管理

社員研修旅行で最も注意しなけらばならない点は、社員の安全管理です。参加メンバーの安全を確保するために、必ず事前に現地の安全情報を調査します。社員研修企画の担当者が自ら足を運ぶようにしましょう。

そして、社員研修旅行先の環境やアクティビティの安全性を慎重に確認し、必要な保険や安全対策を講じます。また、緊急時の対応策や連絡先を明確にして、事前に参加者に周知しておきましょう。

社員研修旅行に必要な持ち物を確認しておく

社員研修旅行は、通常の研修とは違って、アクティビティなどが組み込まれているため、どのような持ち物が必要なのかを事前に確認しておくことが大切です。事務局が用意する荷物と、参加メンバーが用意する持ち物に分かれます。

参加メンバーに必要な持ち物としては、バッグ、リュック、身の回り品、動きやすく快適な服装、運動靴、天候に合った防具や防寒具、必要な文具などが考えられます。また、特定のアクティビティに必要なものがあれば、それらも持ち物リストに加えます。

旅費や経費などの予算管理を厳密に行う

社員研修旅行では、予算管理がとても重要です。交通費、宿泊費、食事代、アクティビティの費用など、全体の予算を考慮して計画を立てましょう。予算内で充実したプログラムを提供するために、事前に見積もりを取り、予算配分を行うことが必要です。

旅費や経費として考えられる項目は、下記の通りです。

  • 交通費: 参加者の出張先までの交通手段(航空券、新幹線、バスなど)の費用が含まれます。
  • 宿泊費: 参加者の滞在するホテルや宿泊施設の費用が含まれます。
  • 食事費: 参加者の食事にかかる費用が含まれます。朝食、昼食、夕食の費用や、出張先での交際費も考慮されます。
  • 研修費用: 研修会場の費用や研修教材の費用が含まれます。
  • 交際費: 参加者間や研修講師との交流を目的とした懇親会や観光などの費用が含まれます。
  • その他費用: 予期せぬ出費や個別のニーズに応じた費用が含まれます。

参加者への事前の情報提供とフォローアップをする

社員研修旅行では、参加メンバーへの情報提供が重要です。事前に詳細な情報を提供しましょう。日程、研修内容、持ち物、現地のルールやマナー、アクティビティの安全上の注意事項など、疑問や不安を解消するための情報を提供します。

そして、社員研修旅行の終了後は、必ず参加者へのフォローアップを行いましょう。研修の成果やフィードバックを収集し、研修の効果を評価します。参加者の意見や感想を尊重し、今後の研修の改善点や発展のための情報として活用します。

まとめ

社員研修旅行は、通常の社員研修とは異なり、会社とは離れた場所で行うことになります。また、屋外でのアクティビィティなど、室内に比べると若干のリスクを伴う研修も含まれることが一般的です。

そのために、参加メンバーの安全管理には、何よりも配慮することが重要です。先ほども述べましたが、社員研修旅行の企画担当者は、自らが現地に足を運ぶことが大切です。

とにもかくにも事前準備がポイントとなります。事前に、計画的かつ綿密な準備を行い、社員研修旅行の効果を最大限に引き出すと共に、参加メンバーの満足度も最大になるように努力しましょう。

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